令和4年3月6日に行われた【東京マラソン2021】に参加し、無事⁉︎〔3時間11分35秒〕で完走しました
コースマップ
高低差
〔寒かったスタート前〕
当日は、午前5時起き。
体調チェックやセキュリティチェックで、入場ゲートが混雑する前に到着できるように出発したら、午前7時ちょうどに到着。早すぎた
そんなんで、スタートまでの2時間ですっかり身体は冷えてしまい、何度もトイレに行く羽目に
小池知事の挨拶・エリート選手の紹介の後に、スタートの号砲
〔絶好調だった前半戦〕
スタートの号砲と共に、ランナーが動き出します。
あれ?予想していたより、集団の動きが速いぞ⁇
Aブロックのかなり後方からのスタートでしたが、号砲から1分ちょっとで、スタートラインを越えることが出来ました。
スタートラインを越えると、かなりスムーズに流れていきます。スタート直後は5’30“/kmくらいでしたが、下り基調のコースのためか、すぐにスピードに乗り、1km通過は4分40秒くらい。
1kmを通過して、新宿の大ガードの手前で、一気にコースが広がります。片側4車線の靖国通りを、上下線ともランナーが走る贅沢なコース。下り基調なのも併せて、一気に4‘20“/kmくらいまでペースアップ。
市ヶ谷で「靖国通り」から「外堀通り」に入ります。この辺りで5km通過。
【5km】21分12秒、Ave.4’15”/Km
体感強度も脚の疲労感も問題ないので、このままのペースで押していくことに。
ここから先は、ホームグランド。治療院の近くです。普段生活しているところを、車道をランニングしながら眺める風景は、新鮮です。
そして、上野広小路の10キロ地点。
【10km】43分13秒、Ave.4‘19“(5km:22分1秒、Ave.4’24”)
下り基調が終わり、平坦区間に入ってペースが落ち着きました。
上野広小路の折り返し地点を通ったとき、「この折り返しは道幅が狭いな〜」なんて思っていましたが、この折り返しが先頭集団のトラブルの一因になっていたとは
この辺りから、右の足底に違和感。硬い。柔軟性が低下して、足底のクッションがなくなっている。接地時間が長くなって、地面を蹴っているのか⁇など、原因を考えながら、フォームを微調整。
新大橋通りから清洲橋通りに入ったところで15km地点。
【15km】1時間4分29秒、Ave.4’18”(5km:21分16秒、Ave.4’15”)
この5km、なんとか粘りました。
ここから、徐々に脚が重くなります。オーバーペースというより、練習不足から来ている重さです。
蔵前橋を渡ったところで20km。
【20km】1時間26分07秒、Ave.4’16”(5km:21分38秒、Ave.4’20”)
この辺りから、ペースダウンしそうな予感が。でも、このペースでいけば、ハーフPBだ!
清澄通りを南下して、両国を超えた先が中間点。
【中間点】1時間30分40秒
3年半前のハーフマラソンの記録を、1分44秒更新
も、楽しく走れたのはここまででした
〔撃沈 後半戦〕
地元・門前仲町での折り返し。本来であれば、家族の声援を受けてパワーをもらいたいところでしたが、この大変な時期の開催ということで、家族応援を自粛してもらいました。ちょっと、いや、だいぶ寂しい
ここで家族に応援してもらうことが『夢』だったんだけど。
この辺りから、脚の不調が始まりました。
まずは、足の人差し指の付け根の接地するあたりが擦れた感じ。いつもは擦れた感じで済むのですが、右足裏は水膨れになってる。これがけっこう痛い。
足裏を気にしながら走っていると…
今度は右膝が固まってしまいました
膝関節の中の「あそび」がなくなり、ギュッと詰まった感じ。途中棄権が頭をよぎります。腸腰筋で脚を上げたり、接地時間を短くしたりとフォームを微調整することで、なんとか走り続けます。
清澄庭園の手前、25km地点
【25km】1時間47分43秒,Ave.4’19(5km:21分36秒,Ave4’19”)
この辺りから、急激に脚が重くなります。「30kmまでは持つ予定だったのに…」と、心の中でぼやきます
ここから走り込み不足が露呈。この5kmが長い。浜町の明治座前に帰ってきて、30km。
【30km】2時間9分52秒,Ave.4’20”(5km:22‘09“,Ave4’25”)
急激にペースが落ち始めました。あと12km…、右膝の内側も痛くなってきました。大腿の内転筋が固まった時の症状です。レース前に内転筋のケアが足らなかった、と後悔したところで脚は動かない。日本橋の交差点を左折して、32km。ここから三田で折り返して帰ってくるのか…。知っている道だからこそ、長く感じます。内幸町の交差点を過ぎて35km地点です。
【35km】2時間33分13秒,Ave.4’23”(5km:23’21”,Ave.4’40”)
〔地獄を見たラスト7km〕
このままキロ5分ペースを維持していければ、3時間10分を切れる。そう思うも、脚は動きません。
この辺りから、1kmが長い。
三田の折り返しを過ぎて、とうとう脚を止めてしまいました。心が折れ、ここからは走ったり歩いたり。もう、3時間10分を切るペースで脚を動かすことは出来ません。内幸町の交差点が40km地点。
【40km】2時間59分24秒,Ave.4’29”(5km:26‘11”,Ave.5’14”)
残り2kmだけでも走ろう!と思うも、もう脚は動かない。最後だ!ペースを上げろ!と自分を励ますも、脚は動かない。早く脚を止めたいがために、ゴールを目指します。あの信号を曲がれば、後少し。行幸通りに出て、ゴールゲートが見えます。
意外と遠いなぁ。
ここで脚を止めるわけにいかず、なんとか走り切ってゴール!
【finish】3時間11分35秒
〔フィニッシュ後のトラブル〕
ゴールゲートをくぐった感想は、「やっと止まれる…」です。情けない
この時点では、まだ普通に歩けました。
仮設の水道で手を洗い、完走メダルや水などが入った袋をピックアップ。
フィニッシャータオル代わりのポンチョスタイルの「ローブ」を受け取り、頭から被ります。この辺りから、体が急激に冷えてきました。筋肉が硬直して、思うように歩けない。迎えにきてくれた奥様ともなかなか合流出来ず。
ゾンビのように彷徨いながら、やっと合流。ほっとしました。
「あれだけ脚が痛かったのに、速かったじゃん」「完走できただけ、よかったよ」と、やさしい声をかけていただきました。
帰宅して、ゆっくりお風呂に浸かりました。が、ここで異常事態発生。湯船から立ち上がると、急激に血の気が引きます。
あっ、脳貧血だ
倒れ込む直前に、なんとか洗面台で体を支えて、転倒は間逃れました。奥様が機転を効かせて、すぐに布団を敷いてくれたので、そのまま布団に倒れ込みます。
夕方まで布団の中で過ごしました。
その後、だいぶ元気になったので、近くの酒屋にワインを買いに行き、夕食時に乾杯
次女が、完走メダルをパパにかけてくれました。
今回の目標は、3時間10分切りだったんだけど、仕方なし。
中間地点を1時間30分40秒で通過して、サブ3の入り口が見えたことが、今回のレースの最大の収穫。
今年の秋以降のマラソンでは、3時間10分でなく、3時間切りを目指して、また走り込みたいと思います。
頑張るぞ~