医療の発達した高齢化社会の中で注目されているのが「健康寿命をいかにして伸ばすか」ではないでしょうか。
「楽しく生活をする」
「痛みを気にせず、日常生活を送る」
「自立して生活したい」
健康寿命を伸ばしたい
人間は25歳から老化が始まっていると言われています。
また、20〜30歳代をピークに、年間1%ずつ筋肉量が低下するとも言われています。
そんな老化に抗いながら、健康に「動ける身体」でいるためには、何をすれば良いのでしょうか?
正しい姿勢は、自分の中に答えがある
小学生の頃、「姿勢を正して」と学校で言われた記憶があります。
ここで、皆さんに質問です。
「正しい姿勢」って、どんな姿勢ですか?
「背筋を伸ばして」
「前を見て」
「胸を張って」
でも、これって「楽な姿勢」ですか?
「楽な姿勢」を追求していくと、「背筋を伸ばして」「前を見て」「胸を張って」見えるかもしれません。でも、これは身体中の関節が整っているから「楽な姿勢」を作れるんです。肩関節や股関節の周囲の筋肉が固まって、関節の動きが制限されていると、「背筋を伸ばして」「前を見て」「胸を張って」という姿勢をすることで筋肉が緊張し、見た目は同じなのに「楽じゃない姿勢」になってしまいます。
「正しい姿勢」とは、長い時間同じ姿勢でいても「楽」な姿勢です。正しい姿勢は、皆さんの中に答えがあります。
「肩関節」「股関節」「足関節」に注目する
治療院enでは、「楽に身体を動かせる」をテーマに施術を行っています。
だから、静止している状態ではなく、動作を行なっている状態を基準にして、身体を観察する。
特に注目しているのは、可動域の大きい「肩関節」「股関節」「足関節」です。
可動域の大きな関節には、より多くの筋肉と靭帯が関わっている。この関節周囲の筋肉に柔軟性を取り戻し、その筋肉を使うことができるようになると「肩関節」「股関節」「足関節」を楽に動かせるようになり、自然と背筋の伸びた「楽な姿勢」を取れるようになってきます。
答えを見つけるために、enができること
治療院enでは、「鍼灸・指圧マッサージ」による施術で関節の可動がスムーズになったところで、患者さんが今まで上手く使えていなかった筋肉を使えるようになる、簡単なトレーニングを行えるストレッチスペースを設けました。
ベッドの上で「鍼灸・指圧マッサージ」を行うだけでなく、治療院を出た先まで見据えた治療を行いたい。患者さんが「楽な動き」「楽な身体」を手に入れるための方法を伝えたい。そして、その努力を応援したい。頑張り方が分からなくなってしまった患者さんが「ちょっと肩の動きが悪いから、なんとかしてよ」「こないだの運動教えてよ」と、気軽に立ち寄れる治療院でありたいと思っています。