胃の辺りが詰まって、息苦しくなる。
首肩の凝り感があるが、触られると痛い。
左腰の痛みとつまり感、左膝屈伸時の痛み。
などの症状で、月1回ペースで来店されている50歳代の女性。
自律神経の乱れによる身体全体の緊張があり、力が上手く抜けない。
また、緊張が強い為、マッサージを受けても「痛い」や「くすぐったい」と感じてしまい苦手。
【治療】
身体が緊張しにくい横向きや仰向けの姿勢で、股関節・足関節・肩甲骨周囲を中心に施術。
刺激を抑えた軽めのマッサージで、薄皮を剥がすように時間をかけて緩めていくことを心がけています。
施術終了後には胸元が開き、胃のあたりの詰まり間も改善されます。
【セルフケアの指導】
日常生活での姿勢を意識することが、とても大事。
この患者様は、息を吸うときに、肩が上がると同時に背中が丸くなる癖がありました。
これが胃の辺りに詰まり感に影響していた為、息を吸うときに下腹部(臍下丹田)を大きく膨らます『腹圧呼吸(ブレーシング)』を指導。
同時に、カーブス(女性専門トレーニング施設)に通い出したとの事で、トレーニング時の姿勢指導を行いました。
嬉しいお知らせは、ご自身でセルフケアを継続した結果だと思います。
身体は、常に変化しています。次回の来店時には、改めて身体を確認し、新たな視点からの治療とアドバイスをしたいと思います。