さまざまな治療例

片足が痺れるほどの腰痛に苦しむ50代女性の治療例-3回目「びっくり!腰の治療のおまけで、顔の歪みも整った」(2021年11月)

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2回目施術後の経過

落とした物が苦も無く拾える様になった。

しかし、勤務中や長時間のデスクワーク、中腰での介助は、
やはりコルセットに頼っている。

コルセット使用時間を短くするために、
日常生活にストレッチを取り入れていった。

〔施術前〕 
腰が重たい感じだが、痛み止めを使うほどでは無くなった。
当日は頭痛もあった。天候が悪く、気圧の変化の影響があるのかも。

3回目施術

椅子に座って雑談しているときに、
上半身の力が抜けていて、だいぶ状態が上向いていることを感じた。
まだ右肩が下がる癖があるが、もう少し時間がかかりそう。

3回目の施術は、股関節周囲は腹部の緊張を緩めること。

加えて、胸部・肩関節周囲の緊張を緩めることで、
無理なく背筋が伸ばせることを目指して治療を進めた。

仰向けでの施術で、股関節周りが緩み、胸部の緊張が緩んで背筋が伸びた所で、頸の施術。

すると、右首と頭の間あたりに強い硬結と上部頚椎の歪みを感じた。
むち打ちの既往を確認すると、
2度くらい「むち打ち様の首の痛み」を感じたことがあるとのこと。

〔施術中〕
前回同様に、腰などをマッサージをされると痛みを感じたが、次第に和らいでいった。

鎖骨部から頸部にかけての張りが強く、
院長より「以前むち打ちの経験は有りますか?」と質問され、
以前に2度ほど「むち打ち」を起こした事を思い出した。

その後 頭・頸部・肩とマッサージをして頂き、頭痛と肩の重さから解放された。

また、右の顎関節周囲に緊張が強く出ていたので、
首・顎関節・頭部とマッサージで刺激。
顎関節が緩んだ所で、施術を終了した。

治療後

3回の施術を行い、足底全体で地面を踏み締め、
股関節で上半身を支えることができるようになった。

背筋もしっかりと伸びて、
頭の重みを背骨に乗せられるようになったことで、
首の緊張も緩んだ。

今日の治療で、今回の腰痛の治療は終了とする。

引き続き、ストレッチや股関節の運動を継続していれば、
今回のような酷い腰痛は起こらなくなると思う。

院長より「鏡で顔を見てください」と言われビックリ。

長年悩んでいた口角の左右差が、ほとんど無くなっていました。

腰部の重い感じも消失していた。