皆さんは、メンテナンスを受けるとしたら、
『運動の前』と『運動の後』のどちらに施術を受けますか?
運動の前?後? どちらに受けると効果的か
【フルマラソンでサブ3(3時間切り)を目指す鍼灸師】の立場から、
私見を述べたいと思います。
はじめに
・痛みがある
・故障中である
これは、治療対象なので、「メンテナンス」とは区別します。
では、メンテナンスを受ける目的は?
【疲労軽減】ですよね。
実際、施術をしていて、
「マラソン大会に出場して、脚がつって辛い…」
「昨日、ゴルフの練習行ってから、腰が重だるくて…」
というように、運動後に受診される方が圧倒的に多いです。
でも、ちょっと待ってください
同じ運動をするにしても、疲労感が少ない方が、良いですよね?
フルマラソン走った後に、「もう一本走れるよ〜」
くらいの余裕があった方が、かっこいいですよね?
そんな方には、「運動前」のメンテナンスをお勧めします。
なぜ、運動前なんでしょうか?
それは…【パフォーマンスが向上】するからです。
事前にメンテナンスをする事で、足関節・股関節・脊椎・肩関節の関節可動域が向上すれば、
いつもより「力感のないフォーム」で運動することができます。
「力感のないフォーム」って、理想的なフォームですよね。
「力感のないフォーム」で運動できれば、「筋肉の負担」が少なくなります。
「力感のないフォーム」で運動できれば、その「フォームを維持するために必要な筋肉を鍛える」ことができます。「力感のないフォーム」を維持することが出来れば、疲れにくくなります。
ここがポイントです。
「疲れにくい身体」を手に入れることが出来れば、セルフケアだけでパフォーマンスを維持することができるようになります!
「疲れにくい身体」を手に入れることが出来れば、「練習の質」が向上します。
「練習の質」が向上すれば、目標に近づくことができます。
さて、あなたは「疲れた身体」を癒してもらいたいですか?
「疲れない身体」を手に入れたいですか?
判断に迷った時は、ご相談ください。
「フルマラソンでサブ3」を目指すには、週100kmくらい走らないと無理!と言われています。
ワタクシは、関節の可動域を改善させるメンテナンスをしながら練習をするようになって、
週100km走っても故障しないようになってきました。
その結果「練習の質」が向上し、パフォーマンスも向上中。
東京マラソンまで、セルフメンテナンスだけで乗り切れるか、人体実験中です